犬用ヘアアクセサリーは、愛犬のヘアスタイルを可愛くアレンジするのに大活躍するアイテムです。しかし、せっかくヘアアクセサリーを買ったのに、つけ方がわからない方もいらっしゃるでしょう。犬用ヘアアクセサリーの付け方には、ちょっとしたコツが必要です。ここでは、犬用ヘアアクセサリーの付け方や付ける時の注意点について詳しくご紹介します。
1.犬用ヘアアクセサリーの種類
犬用ヘアアクセサリーは、ゴムタイプとピンタイプの2種類です。
1.ゴム
ゴムタイプのヘアアクセサリーは、犬用ヘアアクセサリーで最も使用されているタイプです。ゴムにリボンや花などのチャームがつけられており、毛に結び付けて可愛くアレンジできます。シリコンゴムを使った、毛に絡みにくいタイプのものも増えています。長毛の犬種だけでなく、短毛の犬種にも使えるのが魅力です。
2.クリップ
クリップタイプは、毛をクリップで挟みヘアアクセサリーを装着します。取り外しが簡単にできるため、飼い主が自分で愛犬につけやすいのがメリットです。お出かけやお散歩のときだけつけるなど、手軽に楽しめるヘアアクセサリーです。
2.ゴムタイプの犬用ヘアアクセサリーの付け方
ゴムタイプの犬用ヘアアクセサリーは、つけ方に少しコツが必要です。次の手順で行うと、上手に付けられるでしょう。
1. 毛を1束取る
ゴムタイプの犬用ヘアアクセサリーをつける時は、アクセサリーをつける部位の毛束を一束取ります。ただし、毛束が少なすぎると、取れやすくなることがあるので少し多めの束を取りましょう。また、毛束が少なすぎると、皮膚が引っ張られてかゆみが生じることもあります。
2. セットペーパーで毛束を包む
ゴムタイプの犬用ヘアアクセサリーをつける時は、セットペーパーが必要です。セットペーパーは毛を包むための薄紙で、毛を保護する役割があります。セットペーパーには表と裏があり、ザラザラした面が裏面です。包むときは、裏面を毛に接触させて包みましょう。
3. ゴムをくくりつける
最後に、セットペーパーの上からゴムをくくり付けて完成です。ゴムでくくる時は、毛を巻き込まないよう注意する必要があります。セットペーパーは、ヘアアクセサリーからはみ出ていても構いません。
4.ヘアアクセサリーをつける位置
リボンをつける位置は、犬種によって異なります。垂れ耳の犬の場合は、目じりの延長線上につけると良いでしょう。横から見た時、ちょうど真ん中になります。立ち耳の犬の場合は、左耳内側の前方につけます。両方の耳にヘアアクセサリーをつける場合は、リボンの位置が左右対称になるよう調整しましょう。
3.犬用ヘアアクセサリーをつける時の注意点
犬用ヘアアクセサリーをつける時には、いくつか注意すべき点があります。
1.長い期間つけない
犬用ヘアアクセサリーをつけると、愛犬の可愛さがアップします。しかし、ヘアアクセサリーをつけていると、その周りをブラッシングできません。毛玉が発生したり、不衛生になったりします。愛犬がストレスを感じたり、皮膚のトラブルが発祥したりする恐れがあるため、つけてから1週間以内に外してあげましょう。毛の根元が伸びて、ゴムが少し緩んできたら外し時です。
2.嫌がったら外してあげる
犬によって、ヘアアクセサリーへの反応はさまざまです。ヘアアクセサリーが好きなおしゃれさんもいれば、嫌がってすぐに外したがる犬もいます。嫌がる時は、無理につけようとせずに外してあげましょう。無理やりつけさせたままにすると、外そうとしたり、掻いたりして皮膚を傷つける恐れもあります。ヘアアクセサリーは、犬にとって絶対に必要なアイテムではありません。嗜好品なので、犬が無理なくつけられる範囲で行うのがルールです。
3. 誤飲に注意する
ヘアアクセサリーには、小さなパーツが付属しているため、誤飲に注意する必要があります。パールやビーズなどの細かいパーツが詰まっているタイプは、パーツの取れる可能性が高くなります。とくに子犬の場合は、誤飲するリスクも高くなるため、犬だけを残して留守番させる時などはヘアアクセサリーを外しておきましょう。
4.まとめ
犬用ヘアアクセサリーは、ゴムタイプとクリップタイプがあり、目的に合わせて使い分けられます。ゴムタイプは、しっかり固定させると、3日～1週間ほど装着可能です。クリップタイプは、取り外しが簡単でつけたい時だけつけられます。また、ご自身でゴムタイプのヘアアクセサリーをつけるのが難しい場合は、グルーミングサロンに持ち込むとよいでしょう。
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